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事業部長
プロダクト・サービス事業の
拡大を目指すため、
余力を生む組織をつくり、
次のチャンスにつなげたい
事業部長 Y.H.
経済学部卒
2002年入社
父親が事業会社のIT部門に勤務していたため、子どもの頃から家にPCが複数台あり、IT業界には親近感がありました。NISSAY ITへの入社を決めたのは、チャンスが多いだろうと踏んだことがきっかけです。「日本生命グループのIT戦略を担っている=多種多様なプロジェクトがあり、やりたいことを見つけた時に自分にもチャンスが回ってくる機会が多い」。そう考えたことが入社の決め手になりました。
お客様のビジネスを支える
その根幹に携わる
誇りと責任
1年目に配属された個人保険システム事業部では、大規模プロジェクトに参画。優秀な上司・先輩の影響を受け、自分のキャパシティを広げることができました。その後も様々なプロジェクトに参画しましたが、紙で出力するのがあたり前の時代に画面照会機能を開発した際、「お客様から認められる」喜びを知れたことがとても大きかったです。お客様のイントラネットに掲載された感謝の声を教えていただいた時は、本当にうれしかったですね。
私はこの部署で約10年キャリアを重ねた後、現在所属する保険プロダクト・サービス事業部の前身である保険ソリューション事業部に異動しました。以降はずっと日本生命グループ外の保険会社(一般市場)に向けた開発に携わりました。現在は、保険プロダクト・サービス事業部の事業部長として組織マネジメントを担っています。私たちの事業部は日本生命、はなさく生命、一般市場という3つのブロックで構成されており、それぞれのお客様にビジネスを展開しています。いずれのブロックでも保険の販売から契約後の管理までを支える基幹系システムの開発に携わっているため、お客様にとって必要不可欠な役割を担っています。さらに言うなら、私たちが手がけるシステムはお客様のビジネスを支える根幹であり、世の中で必要とされる保険商品をどんな形で提供できるかは我々の頑張りに掛かっていると自負しています。
事業部長である私は約170名のエンジニアを率いるリーダーとして、各ブロックの所属長と相談しながら部の執行計画や組織目標を立て、そのPDCAを行うのが主な役割です。このほか、プロジェクトの進捗状況を確認することもあれば、一般市場に向けたプリセールスでは必要に応じてメンバーとともに提案書を作成することもあります。事業部長というポジションから考えると踏み込み過ぎなのかもしれませんが、モチベーションの高いメンバーと一緒になって取り組む仕事は、やりがいがあります。

「成長は自己責任」
自ら行動できる人材を
丁寧に育てたい
当社は中期経営計画のもと、お客様と社会に貢献するデジタル人財集団への成長を目指しています。システム開発力・提案力・システム運用力の強化を通じ、社会課題への貢献や社員の処遇向上の実現に向けた取り組みを加速させるために組織改正が行われ、その一環として保険プロダクト・サービス事業部が創設されました。
なかでも処遇向上を実現するために必要となる事業拡大に向け、事業部長である私が担うべき役割は人材の質と量に依存する現在のビジネスモデルからの脱却であり、その手段として、プロダクト・サービス事業を拡大させたいと考えています。これが実現できれば余力が生まれることになり、次のビジネスにつながるチャンスも作れます。
保険プロダクト・サービス事業部には優秀で、なおかつ熱い想いを持つメンバーが多いと感じています。立場的には私が組織の長ですが、メンバーから学ばせてもらうことが非常に多いです。優秀な人ほど勉強熱心で、常に新しい知識や技術を習得しようと努力しています。その姿を見ていると、一人のSEとして自分自身が成長することを蔑ろにしてはいけないと実感させられます。
最近、読んだ本の中に「成長は自己責任」という言葉があり、私の心に響きました。この言葉は自分自身への戒めであると同時に、事業部の若手、そして学生のみなさんにも心に留めて置いてほしい言葉だと思っています。自分が成長し、活躍するためには自ら学ぶ意欲やチャンスを掴む行動力が欠かせないことを、この言葉は教えてくれています。もちろん、私たちもそのための支援は惜しみません。チームのカラー、エンジニアの個性を踏まえ、オーダーメイドのスキルマップや育成施策を考え、直属の上司が本人の意思を尊重しながらフィードバックを行い、丁寧に育てる。これがNISSAY ITの育成方針です。学生のみなさん、お客様の課題解決に貢献するため、これからも変革とチャレンジを続ける当社でぜひ一緒に働きましょう!
1日の仕事の流れ
休日の過ごし方
普段は小学生の息子中心の生活です。朝起きて、土日しかやらない家事を済ませたら、息子とアニメ・ゲーム・YouTubeを見て過ごします。季節的に過ごしやすい時は息子と公園でバスケをします。家族で外出するとなるとキャンプでしょうか。コロナ禍に流行ったキャンプですが、私もその流れに乗った一人です。ちなみに今年は横浜の南部市場でのバーベキューに落ち着きました。

※掲載内容は取材当時のものです。