07 事業部長 大きな夢を持ち続けることも
私のミッションだと
思っています

販売チャネルソリューション事業部
事業部長
M.K.
文学部卒
1995年入社

私が入社したのは、システムエンジニアという仕事がまだ一般的ではなかった時代。パソコンも、一人に1台ではなく「チームに1台」が支給され、システム開発に必要なフローチャートなどの設計書もすべて手書きでした。20年以上のキャリアを経て、現在は販売チャネルソリューション事業部のトップとして、次の10年の事業の柱となるソリューションを生み出すべく、様々なチャレンジの先頭に立っています。

多様性から生まれる
新しいソリューションづくりを目指して

私が率いる販売チャネルソリューション事業部では、日本生命の営業職員やコールセンターのオペレーターを支援するシステムの開発から運用までを担っています。毎日数万人の職員やオペレーターが使う大規模な基幹システムであり、これらのサービス提供を担うことはNISSAY ITの重要な事業の柱の一つとなっています。細かなリニューアルは随時行ってきましたが、システムを安定稼働させることが何よりも重要なミッションであるため、チャレンジングな開発や新たなソリューションが生まれにくいという課題がありました。

そのような中で、事業部長に就任する際に強く思ったのは、「次の10年の柱となる新しいソリューションやサービスをつくりたい」ということ。そのことの実現に向け、事業部をリードする役割として、AIやビッグデータ等の新技術を活用した事業企画を専門に行う「デジタルラボ」を立ち上げました。メンバーの何名かは日本生命に駐在し、データ分析とそれらに基づくIT戦略の立案を担っています。これまでは、日本生命のニーズに私たちが応えていくということの方が多かったかもしれませんが、現在はデジタルラボを起点に、私たちから新しいシステム開発や新たな事業づくりを積極的に提案しています。

また、前例のないソリューションを生み出すためには、社員の「多様性」も重要なポイントになると考えています。様々なバックグラウンドを持った人がフラットに議論できる環境がなければ、新しいものは生まれてきません。もともと文系・理系といった社員の出身やバックグラウンドは様々ですし、留学生もいて、社内の多様性が更に高まってきたと感じています。社外のパートナー企業とも定期的な情報交換や議論を重ね、新たなサービスの企画を進めています。当社の強みである大規模システムを安定稼働させる技術力に、先進的なアイデアが加われば、フィンテック領域でもきっと他社を圧倒できる。私はそう信じて、日々新しいことにチャレンジする組織づくりに取り組んでいます。

変化をリードするために、安心して失敗できる環境を

現在の販売チャネルソリューション事業部のメンバーは約130名。皆が同じベクトルに向かって動くためには、やはり密なコミュニケーションが欠かせません。毎日全員と話をすることは難しいですが、小さな声かけも含めて、できるだけ多くの社員と日常的に対話することを意識しています。特に、部下との面談では、自分が話をするのではなく、大半は相手の話を聞く時間にしています。今の課題や今後の目標など仕事のことだけでなく、ハマっている漫画やゲームの話に終始することもしばしば。何でもないことを気軽に話せる関係性があるからこそ、仕事に関しても気軽に相談できると思いませんか。自分の立場でこんなことを言うと疑われるかもしれませんが、NISSAY ITの上司・部下の関係は想像以上にフランクですよ。

もう一つ、学生の皆さんに伝えたいのは、当社には若手がチャレンジしやすい環境が整っているということ。極端な言い方をすれば、不可逆なもの以外は、上司の許しを得ることよりも、自分でしっかり考えて物事を前に進めることを優先すればいい。そのくらいの意気込みがないと、業界初の仕組みやサービスを生み出すことはできません。失敗しても後で直せるのなら、遠慮せずに挑戦してほしいと思っています。たとえ失敗したとしても、私は絶対に怒ったりしませんから。

NISSAY ITは、言うまでもなく保険業界の中でも大規模なシステムを扱っています。しかし、そこで満足していたらあっという間に時代の変化に取り残されてしまう。私は事業部長として、この組織を「変化に追い回されるのではなく、変化をリードしていく存在」にしたいと考えています。そして、若手やベテラン、パートナー企業まで、多種多様な人材の知見を結集し、NISSAY ITを業界で一番先進的な仕事に挑める会社にしたいと本気で思っています。まだまだ若手には負けていられませんから、夢は大きく持ち続けますよ。

1日の仕事の流れ

9:00
出社
11:00
担当役員への
報告会
12:00
昼食
13:00
事業部幹部会
14:00
パートナー企業
との会合
15:00
事業部メンバー
との面談
17:00
間接部門との
打合せ
18:00
他部門の部長と
打合せ
19:00
退社

休日の過ごし方

学生時代は陸上に打ち込む日々でしたが、今はジムに通って体を動かすことが日課。もうすぐ50代に突入しますが、自宅にある体組成計で計測すると体年齢は、なんと20代!気持ちも20代の就活生に負けないくらいパワフルな自分でありたいと思っています。体を動かしたあとには、「猫カフェ」巡りで心もリフレッシュしています。

※掲載内容は取材当時のものです。