02 システムエンジニア アプリ開発にも精通した
インフラスペシャリストを目指して

クラウドサービスソリューション
事業部
システムエンジニア
T.H.
理学研究科修了
2018年入社

学生時代に数学を専攻していたこともあり、就活初期は保険数理のスペシャリストであるアクチュアリーに興味を持っていました。ところが、保険会社のインターンシップに参加した際、より良い保険サービスを生み出すにはIT技術が欠かせないことを強く実感。それ以降は「IT×生命保険」の領域に携わることを目指して就活を進める中で、NISSAY ITと出会いました。安定した事業基盤や充実した育成制度に加え、内定後も内定承諾を一切急かすことなく、自身の迷いや悩みに最後まで寄り添ってくれたことが入社の決め手になりました。

国内有数の大規模システムを、縁の下で支えています

システム開発というとアプリ開発をイメージする方が多いと思いますが、私が志望したのはインフラ側。どちらかというと裏方の仕事です。どれだけ素晴らしいシステムも、インフラという土台がなければ機能しません。縁の下で多くの人の役に立てる点に魅力を感じました。

現在は、主にAWSというAmazonが提供するクラウドサービスを活用したインフラ構築と運用を担当しています。AWSは国内でも利用が加速度的に広まっており、それまで自社内にサーバー機器を設置していた大手企業の中にも、AWSを用いたクラウド型へ移行する会社が増えてきました。一方で、AWSを扱えるエンジニアはまだまだ足りていません。AWSという最新技術を学びつつ、日本生命グループの巨大なシステムを扱えるというのは、NISSAY ITならではの魅力だと思います。

先日、1年以上開発に携わってきたシステムがようやくオープンしたんです。以前は窓口でしか申込できなかった保険契約を、システムによってWEB上で完結できるようにしました。私はそれまで、企業で働く人が使うシステム開発を担当することが多かったので、オープン後に自分が関わったシステムを見ることはほとんどありませんでしたが、今回の案件はネットで検索すれば申込ページが出てきます。実際に一般の人が利用してくださるイメージが湧いて、とても嬉しかったですね。また、お客様のビジョンの実現に大きく影響するシステム開発に携わることができて、大きなやりがいと達成感を覚えました。

本当に市場に求められる人材とは

将来はインフラスペシャリストとしての研鑽を積みつつ、マネジメントもできる人材へと成長していきたいと考えています。目下の目標はインフラスペシャリストとしてAWSの技術を極めること。「AWSのことなら私に聞けばいい」と頼られる存在になりたいと思っています。

でも、本当の意味で市場に求められるインフラスペシャリストになるには、それだけじゃ足りないと思っています。インフラ側だけではなく、アプリ開発側の知識も高めていきたいと考えています。インフラの知識だけ知っていても、それだけだと何かプロジェクトの進行に課題が起きたときに自分自身で最適な判断ができません。現場で活躍する先輩たちは、当然のように両方の知見を持っています。そうした思いから、私は今もアプリ開発の勉強を続けています。

「インフラ構築の抽象概念をお客様やプロジェクトメンバーに正しく伝えるコミュニケーション力」、「日進月歩で変わっていく新技術や新サービスの知識」さらには「アプリケーション開発の知見」など、インフラからアプリケーションまでを守備範囲にするには身に付けるべき知識やスキルは本当に多岐に渡ります。でも、私も周りの先輩たちのような、メンバーに頼られてプロジェクトを引っ張っていくような存在になるために、貪欲に知識を身に付けていくことが不可欠です。日々の業務の中で、目指す姿に一歩ずつ近づいていきたいと思います。

1日の仕事の流れ

10:00
出社、
メールチェック・
タスク管理
11:00
社外との
課題対応状況の確認
12:00
昼食
13:00
打合せ
14:00
システム構築・テスト
20:00
退社

休日の過ごし方

昔からの友人とキャンプに行くことが多いです。大体3人で行くんですが、3人とも全員マイ焚火台を持ってきて、それぞれで焚火を楽しんでいます。今一番お気に入りのキャンプギアは小さなキャンドルランタン。LEDランタンのような明るさはありませんが、テーブルの上で小さく揺れるランタンの火を眺めていると、すごく癒されるんです。

※掲載内容は取材当時のものです。