01 システムエンジニア 自分が携わることで、
お客様にプラスアルファの
付加価値を提供していきたい

販売チャネルソリューション事業部
システムエンジニア
Y.N.
農学研究科修了
2018年入社

学生時代は「バイオインフォマティクス」という生命が持つ様々なビッグデータを扱う学問を専攻していました。また、プログラミング技術も大学院で学んでいたため、就活時は「IT×ヘルスケア」領域の企業を希望したことから、NISSAY ITに入社しました。配属されたのは販売チャネルソリューション事業部で、現在は日本生命の販売戦略に関わるシステム開発を担当。希望とは異なりましたが、業界最大級の生命保険会社の事業戦略に関わるやりがいを感じることができ、充実した毎日を送っています。将来的な目標は、アプリケーションスペシャリスト。そのためにシステムエンジニアとしてお客様業務に関する知識やITスキルの習得に励んでいます。

たった数人で、お客様の営業戦略に大きく影響する
ソリューションを提供

私の所属する販売チャネルソリューション事業部は、日本生命の中核業務である保険販売、保険事務を支えるシステムの開発を手掛けています。お客様への提案活動や申込手続きのシステムはもちろん、マーケットの分析から、コールセンターのシステムまでを私の部署が担っているんです。配属された1年目はシステム開発の下流工程に従事。プログラミングやテストを担当する中で、システムの仕様やお客様の業務理解に努めました。それらの経験を通じて感じたことは、お客様の求めていることをどのようにシステムで実現するかが、アプリケーション開発で難しいポイントであるということ。要件定義や設計といった上流工程を担当するようになった今では、お客様の業務や将来のビジョンをしっかりと理解することが大切だと考えています。

現在、私が携わっているのは、日本生命の販売戦略策定システムの企画開発。「どんな世代のどのような人が何の保険に加入しているのか」、あるいは「業績が良い営業職員に共通する特徴や営業手法の傾向はあるのか」などを分析し、それらの情報を新しいビジネスの企画開発に活かすシステムです。数人のメンバーで構成される比較的小さなプロジェクトチームに任されている仕事なのですが、私たちが開発したシステムが、日本生命やグループ企業全体の営業戦略や売上に大きく影響を与えている。そのことに、大きなプレッシャーとやりがいを感じることができています。

アプリケーションスペシャリストとして、
グループを超えて活用されるシステムを作りたい

システムはお客様の要望をヒアリングしながら開発していくのですが、お客様からの言われた通りにシステムを開発するだけでは、アプリケーションスペシャリストの役割を果たしたことにはならないと思っています。その要望に対して、「こうするとさらに効率化できますよ」と、プラスアルファの付加価値をご提案できてはじめて、お客様への価値を提供できるものだと考えています。そこで大切になるのが、お客様とのコミュニケーション。システムの要件定義を行うにあたり、お客様が何に困っていて、どんなことをシステムで実現したいのかをしっかりとヒアリングすることで、本当に必要なシステムを開発できると考えています。例えば、私が担当する販売戦略策定システムでは、社内に存在する膨大なデータの中から、データ分析に活用するデータを見極める必要があります。そのため要件定義の段階で、お客様がどのような情報を求めているのか、その背景も踏まえて理解することが大切になります。その結果、必要な情報の取捨選択が可能になりますし、お客様の経営戦略に貢献できるより良い提案も可能になる。そうすることにより、私が携わる価値を見出すことができると考えています。

将来的には、アプリケーションスペシャリストとして、システムを通してお客様の経営に関する意思決定支援に携わりたいと考えています。また、現在関わっている販売戦略策定システムで得た知見を活かし、日本生命グループを超えて一般企業に向けたソリューション開発にもチャレンジしていきたい。そのためには、データ分析のスキルを伸長させることも重要。データ分析はNISSAY ITとしても比較的新しい取組みです。そんな領域だからこそ、自分の活躍が会社の未来を切り開くことに繋がると考え、そこに魅力を感じています。

1日の仕事の流れ

9:30
出社
10:00
朝会
10:30
分析設計
12:00
昼食
13:00
データ加工・集計・
モデリング
16:00
資料作成
17:00
お客様レビュー
18:00
指摘反映
19:00
退社

休日の過ごし方

読書と散歩が趣味なので、たいていの休日は午前中に読書をして、午後には夫と都内の庭園や公園を散歩して過ごしています。小説やビジネス書が好きで以前はよく読んでいたのですが、最近読むのはもっぱら技術書。この仕事をしていると、自らの知的好奇心を満たすために勉強したことが、すぐに普段の業務に活きてくる。新しい知識を学ぶ原動力になっています。

※掲載内容は取材当時のものです。