Main Business主な業務内容

• 調達支援

  業務・システムの刷新と調達に対し、対象業務の全体像や調達方針を共有化し、現状の事務の可視化とシステム仕様の把握を行ないます。現状の可視化から全体最適性やプロジェクトの円滑な推進を考慮した調達仕様書の作成を支援します。また、エンタープライズアーキテクチャの体系に沿った調達仕様書の作成を支援します。

• 提案書評価基準の策定支援

  調達仕様書の説明責任や公益性、最適化の適合性などの観点で、委託先の選定に向けた評価基準の検討を支援します。

Cases事例

G機構様 システム開発･基盤調達支援コンサルティング

• クライアントの課題背景

  • お客様は、約40年前に構築された公的機関用のホストシステムを保有していた。
  • システムの老朽化が進み、４年後に保守サービスの終了が決定したため、政府調達指針に則した最適化計画策定に準じた新たなシステム構築の計画を策定し、開発業者の調達に向けた取り組みに着手していた。
  • ところが、調達に向けて仕様書等の必要なドキュメントの種類・範囲・記載内容は多岐に亘り、お客様だけで用意することは期間的に困難な状況であった。
  • また、これまでシステムに関しては、開発会社に任せていたため、現在のシステム仕様も十分に把握できてはいなかった。記載内容を充足するには事務システムの現状から可視化した後、将来像を策定する必要があった。

• 効果・成果

  • 当社では、お客様の状況を踏まえ、業務とシステムの両面から現状分析を実施し、調達仕様書の完成を目指した。
  • システム分析においては、アプリケーションとインフラの両面から現状分析を実施し、特に、アプリケーションについては、開発ドキュメントが無かったため、ソースコードから分析を実施した。
  • また、将来構想においては、中期目標を達成するために、業務の効率化及びお客様サービスの向上に資する時代に即応した業務・システムを構築すること、経費節減の観点から初期構築費用等のコストを低く抑えることを目指した。
  • 調達において、より一層の透明性・公平性を確保するため、「情報システムに係る政府調達の基本指針」に則した調達仕様書の作成、意見招請対応、本公示に向けた調達仕様書の整備を支援した。